タイ米の特徴とは?値段は安いのか高いのか・美味いのか不味いのか

平成の米騒動ってみなさん知ってますか?

体験された方は覚えていますか?

1993年にお米が凶作で、その影響により店頭からお米が消えました。

翌年1994年は豊作で、米不足は解消されることになりました。

ざっくりとですが、それが平成の米騒動ですよね。

お米不足解消のために、政府は米の緊急輸入をしました。

輸入されたのはアメリカや中国・タイからです。

アメリカ産米や中国産米が日本人の口に合うので、そちらを食用として流通させる予定でしたが、輸入された量が足りずに、タイ米が市場に出回りました。

なので、その時に初めてタイ米を知った人が多いのではないでしょうか?

そんな経緯があるタイ米ですが、お米の特徴や昔は安いという印象でしたが現在の価格はどうなっているのか?

また、味はどうなっているのかなどをまとめていこうと思います。

目次

タイ米の特徴

タイ米の特徴の一つが、お米の形ですよね。

上で写真を載せていますが、日本のお米とは違って細長形をしています。

このような形のお米をインディカ米と言います。

水分含有量が日本米よりも少なくなっています。

そのため、パサパサした感じになり、日本米のような粘り気が無いです。

味としては、日本のご飯は甘さがありますが、タイ米ではそれも少ないです。

粘り気や甘みなどは日本米の特徴ですし、そこに違いがあるので平成の米騒動のときは人気がなかったのでしょう。

現在のタイ米の値段は?高いのか安いのか

平成の米騒動時はタイ米は安かったです。

お米不足で店頭で買えない状況にも関わらずです。

ただ、これは上記で書いたように日本人の好みに合わなく売れ残ってしまったから価格が下がったというのもあるようです。

安いときだと1kg110円から300円で安売りされましたが、それでも売れ残る状況だったようです。

現在のタイ米の価格ですが、ネット通販で購入すると5kg3,000円程度で手に入りそうです。

国産米と比べると高い感じですね。

ただ、平成の米騒動時のタイ米と現在売られているタイ米では物が違います。

国産米も品種によって値段が違いますよね。

米騒動時は緊急輸入と言うこともあり、品質が高いものではなく輸入できる物を優先する状況だったのです。

現在は、タイ米の中でも高級米と言われるものが販売されているので単純に比較はできないですね。

物価も当時と今では違うのも理由としてありますね。

タイ米って美味しい?調理法は?

タイ米の特徴でも書きましたが、粘りが少なくパサパサした食感と言いました。

そういった感じが合いそうな料理と言ったら、何を思い浮かべるでしょうか?

それは、チャーハンピラフです。

平成の米騒動の時も言われていましたが、チャーハンやピラフにすると美味しいです。

毎日食べるメニューでは無いので、それだけでタイ米を選ぶ理由にはなりにくいというのはありますが。

あとは、パサパサした感じが気にならないメニューに使うと美味しいとも言われています。

日本人に馴染みがあるメニューで言えば、スープカレーを含むカレーのご飯として使う方法です。

水分を含むものと一緒に食べると美味しいです。

カレーに合う理由には、甘みが少ないというのもあります。

カレー自体の味わいをお米の甘さに邪魔されずにしっかり感じれるというメリットもあるんです。

まとめ

タイ米と言えば、安くて美味しくないというイメージでした。

平成の米騒動のときは売れなくて緊急輸入で手に入れたもののかなり余ってしまったようです。

そのせいで、タイでは米の値段が上がってしまったそうで、タイの国内では批判も合ったようです。

そんなタイ米ですが、メニューに合わせて使用すれば美味しく食べられます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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