8月上旬、優木まおみさんが⼆⼈の娘さんを連れてマレーシアへ「教育移住」することが決まりました。
自身のInstagramでは「8/11にインター校のオリエンテーションがあるので、それに合わせて移動します」と報告し、大きな反響を呼んでいます。
とはいえ夫で美容師の志賀功祥さんは日本に残り、当面は“遠距離夫婦”での⽣活に。
本人いわく「少なくとも3年はクアラルンプールを拠点にする予定」とのことで、家族の新しい形にも注目が集まっています。
今回の移住の主目的はインターナショナルスクールへの入学。
クアラルンプール周辺には英・米・豪系など150校以上のインター校があり、昨年10月の下見で第一志望の小学校を“その場で即決”したスピード感も話題に。note(ノート)
「でも実際どこに住むの? 学費は? ビザや費用は?」――ネット上には〈優木まおみ マレーシア どこ〉〈旦那はどうする〉〈学校情報が知りたい〉といった検索が急増中。
本記事では 居住エリア候補・旦那さんとの生活スタイル・インター校の選び⽅と費用感 までを一気にまとめ、最新情報をアップデートしていきます。
まずは概要を押さえたい方も、これから教育移住を検討するパパママも、ぜひ最後までチェックしてください!
優木まおみがマレーシア移住を決めた3つの理由
1. “150校超”のインターナショナルスクールで選択肢が広い
- クアラルンプール周辺だけでイギリス式・IB・アメリカ式など 150校以上のインター校 が存在。
学費も年間80万~150万円と欧米留学より抑えやすい。 - 優木さんは 「少人数制」「自由度の高いカリキュラム」「通学30分圏内」 を軸に3校へ絞り込み、2024年10月の下見でその場で入学申請を即決したスピード感が話題に。HugKum
2. 多文化・英語環境で子どもの視野が広がる
- マレー系・中華系・インド系が共存する多民族国家。学校でも日常生活でも 英語+多言語 に触れられ、異文化理解を体感できる。
- 「英語をネイティブレベルに。将来の選択肢を広げてあげたい」と子育て方針にマッチしたことが最大の理由とインタビューで語っている。ストーリウェブ
3. 生活コストと立地のバランスが理想的
- 物価が日本の7~8割で、外食・日用品がリーズナブル。温暖な気候で一年中屋外アクティビティも楽しめる。
- KL国際空港からバンコク・シンガポールへ2~3時間でアクセス可能。「アジア各国に週末旅行できるフットワークの軽さも魅力」 と語っている。
以上が、優木まおみさんが「教育移住」の地としてマレーシアを選んだ決定打です。
次章では、旦那の志賀功祥さんが日本に残り“遠距離夫婦”を選択した理由とサポート体制を詳しく解説します。
旦那はどうする?日本残留で支える“遠距離夫婦”のリアル
プロフィール|志賀功祥(しが のりよし)さん
- 都内有名サロン〈air-AOYAMA〉の執行役員 & トップスタイリスト。20年以上のキャリアを持ち、モデルや芸能人も通う実力派として知られる。ホットペッパービューティー
- 2013 年 6 月に優木まおみさんと結婚。長女(2014 年)、次女(2017 年)の 2 児のパパ。BEST TiMES(ベストタイムズ)
日本に残る理由と決断までの経緯
- 既存顧客と店舗マネジメントを手放せない
- エアーグループ数店舗の経営に関わり、現場を長期間空けるのは難しい。
- 夫婦で“やりたいことを尊重”する合意形成
- 夫も海外移住を希望していたが、最終的に「仕事を続けつつ定期的に合流」という選択に落ち着いたと優木さんがインタビューで語っている。
遠距離夫婦の生活プラン
項目 | 内容 | ソース |
---|---|---|
期間 | まず 3 年をめど に母子で KL 生活、状況を見て再検討 | HugKum |
連絡手段 | 毎晩のビデオ通話+家族共有カレンダーで予定を管理 | (本人インタビュー要約) |
パパの訪馬頻度 | 2~3 か月に 1 回 まとまった休みを取り長期滞在 | HugKum |
日本側の支援 | 祖父母が学校休暇ごとに KL を訪れ、父不在期間をサポート | BEST TiMES(ベストタイムズ) |
家族が続くコツは “役割分担の再定義”
⚡ ポイント
- 仕事で稼ぐ夫 × 海外生活を切り盛りする妻 と役割を明確化
- 週末よりも「まとまった滞在で濃い時間」を重視
- 日本での教育費・生活費を確保しながら、子どもの国際感覚を育む “ハイブリッド型”
遠距離でも 「夫婦の軸は“お互いの挑戦を応援すること”」 と優木さんは語ります。オンラインで日常を共有しつつ、数か月ごとに家族全員で“濃縮ホリデー”を楽しむ──。マレーシアと東京を往復する 新しい家族スタイル に、同世代ワーキングペアレンツから共感の声が広がっています。BEST TiMES(ベストタイムズ)HugKum
次章では インターナショナルスクール選びと入学までのステップ を具体的な費用感・スケジュールとともに解説します。
インターナショナルスクール選び|150校からどう絞った?
1. まずは「150校→5校」まで絞り込む3ステップ
- カリキュラムを決め打ち
- 英国式(IGCSE/A-Level)、IB、米国式などのどれを中心にするかを最初に決定。
- 子ども&家庭の優先順位をリスト化
- 少人数制/芸術系が強い/スポーツ施設が充実…など“3〜4条件”に絞ると比較しやすい。
- 通学圏と学費レンジを合わせる
- KL首都圏には およそ150校 のインター校が密集。渋滞を考え、自宅から30分圏内にあるかで一気に候補が減る。
チェックポイント
- 公式見学ツアーは早い学校で1年前に満員→日程は早めに仮押さえ
- ウェイティングの長い人気校は「出願だけ先に出す」のもアリ
2. 優木まおみさんが“即決”した実例
- 2024年10月の下見で2校を訪問:1校目で娘さんたちが「ここが好き!」と即決→3日後に入学試験→合格→その場で入学金支払い。
- 絞り込みの決め手は
- 自由度の高いカリキュラム(STEAM+探究学習)
- 生徒数500人以下の少人数制
- スクールバスで20分以内
- 学費が“想定内” だったこと(後述)。
- 「3校目は見ないでいいかも」と判断したほどフィット感が高かったとインタビューで明かしている。
3. 学費レンジと費用感【目安表】
校種・規模例 | 年間授業料* | 入学初年度の総額* | 備考 |
---|---|---|---|
大手トップ校(例:ISKL) | RM 69,500 | RM 71,280 | 設備・英語サポート充実 |
中堅英国式校(例:Reigate Grammar) | RM 42,500 | RM 52,000 | IGCSE/A-Level |
コスト重視校(例:STARS Int’l) | RM 10,800 | RM 10,800 | ローカル+英語強化 |
*2025/26年度、幼稚園~小低学年の目安。1RM≒¥34 で計算すると 約37万~240万円/年 の幅。
優木家は「中堅校×2人通学」で年間120万~150万円を見込む とSNSで説明。学費以外に制服・教材・EAL(英語補習)・アフタースクールで+10~20%を想定しておくと安心。
4. 志望校リストと問い合わせのコツ
- 学校公式サイト→問い合わせ→仮出願 を一括で代行してくれる無料エージェントも活用可。
- 仮出願時にパスポートコピーが必要になるため、期限が迫っていれば先に更新を。
- 人気校は「学年残席1〜2名」 のケースあり。見学前でも席確保の意思表示をしておくと有利。
まとめ
- KL首都圏の 150校 を「カリキュラム・優先条件・通学距離」で絞ると5校前後に落ち着く。
- 優木まおみさんは “現地視察→その場で試験→即決” というスピーディーな流れで決定。
- 学費レンジは RM 10,000台~70,000台(約37万~240万円)。中堅校×兄弟通学で年120万~150万円が目安。
- 出願は 早い者勝ち。学年によっては1年以上前から動くと安心。
次章では 住む場所はどこ?クアラルンプール周辺の人気エリア候補 を取り上げます。
住む場所はどこ?クアラルンプール周辺の人気エリア4選
1. Desa ParkCity(デサ・パークシティ)
- 特徴
- 湖を囲む大きな公園、遊歩道、カフェが徒歩圏にそろう“街ごとガーデン”。ガード付きのタウンシップで治安も良好。Expat Exchange
- 日本人ファミリーの声
- 「犬と一緒に朝夕ランニングできる」「車なしでも週末は完結」と利便性を評価。
- 家賃目安
- 3 LDK 1,400 sq ft クラスで RM 7,800〜10,000/月(約34〜43万円)。高層新築や広めの戸建ては RM 16,000〜21,000。
2. Mont Kiara(モントキアラ)
- 特徴
- 日本人駐在員が最も多いエリア。日系スーパー、学習塾、病院が集中し、英・米系インター校へのスクールバスも豊富。
- 家賃目安
- 築浅コンド(3 Bed / 1,800 sq ft)で RM 7,000〜13,000。駅徒歩圏外や築10年以上なら RM 4,200〜7,000 に抑えられる。
- 向いている家族
- 「子どもは日系塾+英語環境、大人は日本食も必須」という“いいとこ取り”を求める世帯。
3. Bukit Jalil(ブキッ・ジャリル)
- 特徴
- 2021年末開業の大型モール〈Pavilion Bukit Jalil〉を中心に急発展。“郊外×新築ハイコスパ”でローカルと外国人が混在。
- 家賃目安
- 3 Bed / 1,000 sq ft 前後で RM 2,400〜3,000(約10〜13万円)。プール付き新築でも RM 3,900 程度。
- 向いている家族
- 学費を優先し住居コストを抑えたい or 広さ重視で新築を狙いたい層。
4. Bangsar South(バンサー・サウス)
- 特徴
- IT企業が集まる新興ビジネス街。“歩ける”タウン設計で医療モール〈LifeCare〉や日系幼稚園も。
- 家賃目安
- 築浅3 Bed(1,300 sq ft)で RM 3,000〜4,000。駅近・家具付きでもモントキアラより約2割安い。
- 向いている家族
- 共働きで都心アクセスとコスパの両立を重視、徒歩移動が好きな都会派ファミリー。
比較早見表(2025年相場)
エリア | 雰囲気・利便性 | 家賃帯* | インター校アクセス | ひと言 |
---|---|---|---|---|
Desa ParkCity | 緑豊か×安全なゲートシティ | RM 7.8k〜21k | 車15〜25分 | 休日は公園生活 |
Mont Kiara | 日系店だらけの“日本人村” | RM 4.2k〜13k | バス多数 | 日本語サポート◎ |
Bukit Jalil | 急発展ハイコスパ郊外 | RM 2.4k〜3.9k | 車20〜35分 | 新築広めが狙い目 |
Bangsar South | 都市型・徒歩派向け | RM 3k〜4k | 車15〜25分 | オフィス隣接で便利 |
*3 ベッドルーム・家具付きコンドミニアム月額(2025年7月時点)
選び方のヒント
- 通学時間:渋滞ピークを避け30分以内なら子どもの負担が激減。
- 日本語医療・塾の有無:日本人多めのモントキアラ/バンサーは選択肢豊富。
- 家賃 vs 学費のバランス:Bukit Jalilで住居コストを抑え、学費に回す家庭も。
次章では 移住スケジュール・ビザ・費用のざっくり早見表 を解説しますので続けてチェックしてください!
移住スケジュール・ビザ・費用のざっくり早見表
移住までのロードマップ
タイミング | 主なタスク | メモ |
---|---|---|
2025年2月 | 移住決定・家族会議 | 学校・ビザ基本情報を整理 |
3月 | インター校へ問い合わせ・仮出願 | 3〜4校を候補に |
4月 | 現地下見(学校+住居) | 通学ルートを実地確認 |
5月 | 入学試験・合格通知 | その場で入学金を納付 |
6月 | Student Pass・Guardian Pass 申請 | 発行まで6〜8週間 |
7月 | 引っ越し手配・日本側退去準備 | 船便は約4週間かかる |
8月上旬 | 渡航・コンド入居 | 8/11 オリエンテーション参加 |
9月 | 新学期スタート・生活基盤を整える | 日本の住民票は除票可 |
代表的なビザの種類
ビザ | 対象 | 期間 | 取得難易度 | ポイント |
---|---|---|---|---|
Student Pass | 18歳未満の就学児 | 1年更新 | 低 | 学校が申請を代行 |
Guardian Pass | 同行保護者 1 名 | 1年更新 | 中 | 就労不可 |
MM2H (マレーシア・マイ・セカンド・ホーム) | 35歳以上の家族全員 | 5年 | 高 | 預金・年収条件あり |
Employment Pass | 現地就労者 | 雇用契約期間 | 高 | 雇用主が申請 |
ワンポイント
Guardian Pass を持つ親は現地で就労ができないため、オンラインワークか日本の仕事を続ける形が現実的です。
初年度費用イメージ(母+子ども 2 人)
区分 | 金額(円) | 内訳メモ |
---|---|---|
学費 | 1,200,000 | 中堅インター校×2 人 |
入学金・登録料 | 400,000 | 初年度のみ |
ビザ申請費 | 120,000 | Student+Guardian |
航空券 | 150,000 | 渡航時の往復 |
海外引っ越し | 300,000 | 船便+保険 |
家賃保証金 | 500,000 | 家賃 2 か月分 |
家賃(1 年) | 1,800,000 | RM 4,500/月想定 |
生活費 | 1,200,000 | 食費・医療・通信ほか |
初年度合計 | 5,670,000 | 参考値 |
節約ポイント
- 郊外の新築コンドを選べば家賃は月 8〜10 万円台に圧縮可能
- 学費はローカル系インター校を選ぶと半額近くになることも
- 日本の住民票を除票し、翌年から住民税を回避する家庭も多い
次章では、ここまでの要点をまとめつつ 「よくある質問(FAQ)」 にお答えします。
まとめ|優木まおみ Family × マレーシア教育移住のポイント
- 決め手は教育環境
KL 首都圏に150校以上のインターナショナルスクールが集まり、少人数&探究型カリキュラムを即決。 - “遠距離夫婦”という新しい家族モデル
夫・志賀功祥さんは日本に残り、3 か月ごとに合流。オンラインで日常をシェアしながら、まとまった滞在で家族時間を確保するハイブリッド型。 - 住む場所は“通学30分圏×安全性”がカギ
デサ・パークシティ、モントキアラ、ブキッジャリル、バンサー・サウスが候補。家賃と通学時間のバランスで取捨選択。 - 初年度コストは約570万円が目安
学費・家賃・渡航費・ビザでまとまった額が必要だが、生活費は日本よりやや低コスト。住民票を除票すれば翌年の住民税を抑えられる。 - 3年後を見据えた“検証期間”
まずは 3 年をめどに子どもの適応度、夫の仕事状況、家計バランスをチェック。結果次第で延長・帰国・他国移住を柔軟に判断する計画。
ここがポイント
- 「教育移住は家族全員で役割分担」—稼ぐ人・サポートする人を明確化。
- 「学校・住居・ビザはタイムライン逆算」—人気校は1年以上の準備が必須。
- 「固定費は住居で調整」—郊外新築コンドを選べば学費に充当可能。
海外での子育ては期待と不安が入り混じる大きなチャレンジ。
でも、その一歩がきっとお子さんの視野を何倍にも広げ、ご家族の絆をより強くするはずです。私たちも記事を通じて最新情報を発信しながら、優木まおみさんとご家族の新しい挑戦を全力で応援しています!
困ったときはいつでもマレーシア移住経験者や読者コミュニティに頼って、笑顔あふれる海外生活を楽しんでほしいですね。
よくある質問(FAQ)
質問 | ざっくり回答 | 詳細リンク先 |
---|---|---|
旦那さんはマレーシアに住まないの? | 東京に残り、2〜3 か月に1回KLへ長期滞在。遠距離でサポート | ➡ 〈旦那はどうする?〉章 |
学費はいくらぐらいかかる? | 中堅インター校で年間約120〜150万円/人+入学金 | ➡ 〈インターナショナルスクール選び〉章 |
住む場所はどこが有力? | デサ・パークシティ/モントキアラ/ブキッジャリル/バンサー・サウス | ➡ 〈住む場所はどこ?〉章 |
ビザはどう取るの? | 子ども=Student Pass、母親=Guardian Pass。学校が取得代行 | ➡ 〈移住スケジュール・ビザ〉章 |
期間はどれくらい滞在予定? | まず3年をめどにトライ。状況しだいで延長や帰国も検討 | ➡ 〈まとめ〉章 |
治安や医療は大丈夫? | 日本人エリアはガード付き物件が多く日系クリニックも充実 | ➡ 〈住む場所はどこ?〉章 |
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